平成29年2月の研修風景(2017年2月)腰痛について

2月の研修会は2月26日(日) 幸田公民館(午前会議室、午後和室)にて行いました。

佐賀よりアフロディーテ株式会社の小副川先生、
福岡より足効舎の馬渡先生を招き
腰痛をテーマに勉強しました。

○腰痛の原因、メモ

侵害受容性疼痛…身体組織への刺激(やけどや切り傷など)
神経障害性疼痛…神経の障害(神経組織に障害が出て、痛みがあると感じてしまう)
心因性疼痛…心理的影響(ストレスや不安から痛いと感じたり、弱い痛みを強く感じてしまう)


・骨格の障害によるもの・・・悪い姿勢の継続、急激な負荷
・筋肉疲労によるもの・・・悪い姿勢の継続、無理な動作の継続
・血流の悪化によるもの・・・睡眠不足、肥満、冷え、下着の締め付け、運動不足
・神経の圧迫によるもの・・・同じ姿勢の継続、重いものを急に持ち上げるなどの動作
・心因性によるもの・・・抑うつ状態・絶望感や怒り・不安・不眠・ストレス
・内臓の病気によるもの・・・消化器系、泌尿器系、婦人科系、循環器系
・脊椎関節炎によるもの
・その他・・・椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄、細菌感染など


原因が特定できる腰痛 ※15%程度

安静よりも、適度な運動が効果的

○腰痛を改善・予防するためのストレッチ

背筋のストレッチ
仰向けに寝る。両ヒザを抱え、おへそを覗き込むような感覚で丸くなる。

腰のストレッチ
仰向けに寝る。右ひざを曲げひざの外側から内側に向かって左手で押さえる。腰から下だけをひねり上半身は動かさない。反対の足も同じように行う。

背骨のストレッチ
四つんばいになりる。息を吐きながらお腹をへこませ背中を丸める。続いて息を吸いながら背中を反らせる。

足の付け根(腸腰筋)のストレッチ
四つんばいの姿勢から、右脚の太ももを胸につけを足の裏を床につける。右脚に体重をかけ左脚は後ろに伸ばす。30秒程姿勢を維持し、反対の脚も同様に行う。

内もものストレッチ
あぐらをかくように座り、両足の裏を合わせる。背中をまっすぐにしたまま、上半身を前へ倒す。

太もも(裏側)のストレッチ
足を伸ばして床に座り背中をまっすぐ伸ばす。脚先は曲げた状態で前屈する。

太もも(前側)のストレッチ
横向きに寝て両ヒザを曲げる。上になった方の足首を手で持ち、お尻に引き寄せる。反対も同様に行う。


研修の様子